評判が高いと聞いて、アルゼンチン映画、「ワイルドテイルズ」を見に行きました。
これは、さわやかに腹黒い映画です。6つの短編集です。シュールで面白い。映画で声を出してやたら笑ったのは久しぶり。
カンヌ映画祭最高賞にノミネートされているだけでなく、今年の外国語映画のアカデミー賞(オスカー賞)にもノミネートされています。
中身は、えらく不運な出来事が連続して、恨み募った人の復讐やら殺人やら、、、と書いていると、私的には苦手な映画のジャンルなのですが、これはたくみに皮肉な笑いに転換できているのが秀逸です。たかじんの番組のそこまで言って委員会的な表現をもじると、そこまでやって委員会みたいな出来事の連続です。
私は、ねずみの毒のおばちゃんが面白いと思いました。老夫婦に突撃するジェット機もいい感じのシュールさでした。
ただ特に、終わったあと、考えさせるとか、そういうたぐいのものではなく、純粋な娯楽なので、これでアカデミー賞ノミネートかあ、、とちょっと意外な感じはしましたが。。だって、外国語映画で受賞したのは、邦画だと、「おくりびと」とかですよ。まあ強いて言うと、因果応報的なおちがストーリーにすとんと落とし込まれているのがいいのかもしれません。最後映画が終わったあと、映画館の中で拍手が起きたのもなかなかびっくりでした。
言葉はスペイン語なので、英語の字幕でこの映画は見たのですが、字幕だからかシンプルに翻訳されていて私にも分かったのと、アクションが多いので見ているだけでも明らかなのが分かりやすかったです。
アメリカのコメディは映画館だと字幕がなく、早口すぎて、聞き取れないことが多々あるので、ずっと笑うというのが逆にあまりできないので。。。
日本は今年の夏公開らしいです。ストレス解消にいいと思いました。
http://www.imdb.com/title/tt3011894/
its in the style of twilight zone short stories except without the fantasy aspect….
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I did not know about that series, but as far as I briefly saw it on youtube,,,it looks funny…
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